髪は毒素の排泄器官!美容だけでなく健康を左右する重要な器官です!

髪は血の余り

髪は毒素の排泄器官

古代中国では髪の毛のことを「血余(けつよ)」と呼んでいました。

文字のまま「髪は血の余り」という意味で、「本草綱目」という古代中国の薬学書に書かれています。

髪は毛根で作られていますが、その材料は血液中の赤血球・・・本草綱目の著者はそれを知っていたようです。

赤血球が毛母細胞に変化して角化して、少しずつ伸びて皮膚の外へ出てきたものが毛髪です。

現代は髪の毛1本からDNAまでわかってしまうご時世で それが科学捜査に大いに役立っていますよね。

そういう分析ができない時代の中国で髪を「血余」と呼んでいたのはすごい!
 
 
髪は抜けてしまっても薄くなっても、すぐに生命の危機にさらされる部分ではないです。

体は生命の維持に欠かせない部分から優先的に栄養素を運び、修復したりしているため、直ちに生命の危機に直結しない髪の毛に栄養を届けるのは一番最後です。

なので、慢性的に栄養不足の状態にあれば、慢性的に髪には栄養は届きません。

日々しっかりとバランスよく栄養を摂っているのなら、髪が痩せたり抜けたりはしませんが、常に過不足なく栄養素を摂取するのは忙しい現代人にはむずかしいですね。

栄養不足だけでなく、そこに過労や睡眠不足、ストレス・・・

健康のバロメータと言われる髪が受難の時代。

若い世代にも女性にも薄毛が多くみられるようになったのは必然かもしれません。
 
 
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髪の役割

髪は毒素の排泄器官

髪は頭部を保護している

言うまでもないですが、髪の毛は司令塔である頭部(脳)を守っています。

外部からの衝撃だけではなく、温度変化からの保護(暑さや寒さなど)や、有害な紫外線の遮断も、毛髪の重要な役割です。

そして紫外線が肌の奥へ入り込み、少しずつ細胞を壊していくことで老化が促される「光老化」を防ぐ役割も果たしています。

髪は感覚器官でもある

毛根付近には知覚伝達神経がたくさんあります。

わずかな刺激にも敏感に反応し、状況を察知して危機的状況を回避するために 髪は感覚器官としても働いています。

人にそっと髪の毛を触られても感触を感じますよね。

いわば触覚みたいなものですね。
 

髪には排泄作用がある

髪には排泄作用があり、有害な物質が体内に取り込まれると、髪に現れます。

髪を調べれば、ヒ素とか水銀とか、有害物質が入り込んだかどうかが検査でわかります。

和歌山毒カレー事件の犯人の女性死刑囚も、彼女が冤罪かどうかは別として、事実関係として髪の毛から砒素が検出されています。

推理小説などを読んでいると「被害者の髪からヒ素が検出された」なんてくだりがよくありますが、それです。

はじめは有害物質は毛穴を通して髪の内部に蓄積されますが、髪の毛が抜け落ちることで、毒素が対外に排出されているのです。

つまりそれが「排泄」です。

人間をはじめとした動物の毛は、重金属の排泄器官として役立っていることが、マウスを使った実験でも明らかになっています。

わたしたちの無意識下で身体が勝手に行っているとはいえ、すごいメカニズムだなと思わずにはいられません。

毛髪は頭を保護したり体温を保つだけでなく、生きていく上で直面する体内の有毒の試練にも対抗する能力を備えている…。

細い髪の毛がそんなにがんばってるなんて、驚きですね。

もっとやさしく大切にしてあげないと^^髪だけでなく、もちろん頭皮も。
 
 
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